もうすぐ長居を離れることになるので、食べ納めとばかりに、
週末はお気に入りのお店に通う日々。
今日は、JR鶴ケ丘の駅近くにある、蕎麦切り 大城へ。
きれいな中庭を眺めながら、カウンターで食べるお蕎麦は絶品。
もう気軽には来れないと思うと、本気で名残惜しいと思うお店です。
お蕎麦で、おもしろい話がひとつ。
NYでは今、空前のラーメンブーム。
市内だけでも、50~60店舗もあるらしい。
アメリカ人の友人たちも、みんな日本のラーメン大好きで、
日本に来た際には、必ずおいしいラーメン屋に行きたがる。
麺が好きなら、日本の蕎麦はダメなのかと思っていたら、
あるおもしろい記事を目にした。
その著者いわく、日本の蕎麦は「ミニマリズム」過ぎて、あまり受け入れられないそうだ。
ラーメンは味も濃いし、チャーシューやたまごなど店によって色々な具材を加えて楽しむことが出来る。
アメリカ人には味の濃い、こってりしたものは味覚に合うだろうし、
受け入れられ易いのは分かるが、そばを「ミニマリズム」と表現するところがおもしろい。
確かに蕎麦は無駄をそぎ落とした、最小限の素材だけで、素の味を楽しむものだと思う。
つゆの代わりに、水に付けて食べるところもあるぐらい。
ミニマリズムですねー。
そういった感覚でみたことがなかったので、とても新鮮でした。
NY人にとって、日本食はもはやラーメンと鮨しかないようです。
これでいいのか世界遺産!